統一されたまちなみ景観を形成する「まちづくりルール」

2024.11.22

  LaSea -THESURFTOWN TAHARA-を展開する愛知県田原市には、サーフィンの世界大会等が開催される全国的にも有名な太平洋ロングビーチやロコポイント等があり、一年を通じて安定した波が打ち寄せるサーフスポットに魅せられた多くのサーファーが訪れている。現在、田原市では、サーフィンという田原市の特長である地域資源を最大限に活用した地域活性化施策としてサーフィンを切り口にしたまちづくり「田原市サーフタウン構想」を推進している。

 その重点整備地区として新たに開発した太平洋ロングビーチ徒歩5分という理想的な立地にある宅地分譲地が、LaSea -THE SURFTOWN TAHARA-だ。

 LaSea -THE SURFTOWN TAHARA-は、ただ海からの距離が近いだけではない。好立地を活かした景観美が常に感じられる視点の設計や、どこまでも広がる雄大な海や空の青に違和感なく溶け込む周辺環境に適したデザイン性など、そこに住まう人々のライフスタイルを担保するための緻密な配慮を集約した「まちづくりルール」が定められている。

 今回は、そのまちづくりルールについて、ご紹介したい。


まちなみ景観を統一する目的やメリット

 そもそも、まちなみの景観を統一することには下記のようなメリットがある。

1.地域のアイデンティティの強化

 例えば、京都の古い街並みでは、控えめな色合いの看板や建物が周囲の環境に調和し、伝統的な雰囲気を醸し出すようにし、古都京都の景観を守ることにより、住民や訪問者にその地域のアイデンティティを感じさせてくれる。統一されたデザインや色彩は、街の美しさを引き立て、まちなみの景観が調和し、視覚的な魅力が増す。

2.地域コミュニティの活性化

 地域の特性を生かした景観整備は、地域住民の誇りを育みコミュニティの結束を強化する。まちづくりにおける住民同士の交流は、景観美を保つための環境整備や意見交換会など、地域によって形は様々だが、LaSeaでは中心部に位置する居住者専用空間が住民のコミュニティを育むHUBとなる。

 このように、地域に合ったまちづくりルールを設定してまちなみ景観を整えることは、まちなみの美しさを担保するだけでなく、地域コミュニティの活性化や、そこに集う人の暮らしのアイデンティティを醸成する役割を果たす。

LaSea -THE SURFTOWN TAHARA-のまちづくりルールの詳細

1.統一されたデザインコンセプト

 まち全体の景観を美しく保つため、1つの設計事務所が全体を統一してデザインしている。これにより、個々の住宅が独立しつつも、まち全体の統一感が保たれる。また、外壁材の指定も行われており、建物が自然や海と調和しながらも、ルール内の自由設計を可能としていることでしっかりと個性を保てるよう工夫されている。

2.道路境界線からの後退ルール

 住宅や塀は、道路境界線から一定の距離を後退させて建てるようにルールが設けられている。この規則は、住民がまち全体に開放感を感じながらも、プライバシーを確保できるようにするためだ。また、高い塀で家全体を覆うのではなく、適度な開放感を持たせることで、サーフタウンとしての理想的な雰囲気を強調している。

3.建物の高さ制限

 敷地内の住宅は、可能な限りそれぞれの家から海や自然を楽しめるよう、建物の高さに制限が設けられている。海や豊かな自然が見える景観は、サーフタウンにとって重要な要素であり、このルールによりその価値が守られる。

4.居住者専用広場とのつながり

 LaSea -THE SURFTOWN TAHARA-では、居住者同士の緩やかな交流が自然と生まれることを大切にしており、中央に位置する居住者専用広場にアクセスしやすいように配置されている。この広場は、開放感あふれる場として設計されており、居住者がリラックスしながら過ごせる場となっている。この広場が、コミュニティの中心的な役割を果たし、人と人とのつながりを緩やかに保つ。

 居住者専用広場については居住者専用の開放的なプライベート空間をご覧いただきたい。

 LaSea -THE SURFTOWN TAHARA-は、これらのルールを通じて、海と共に暮らす理想的な空間を作り出すことを目指している。

 海の近くで暮らすことの魅力に加え、統一されたまちなみや居心地の良いコミュニティを楽しめる場所であるLaSea -THE SURFTOWN TAHARA-。

 あなたもぜひ、この美しいサーフタウンで新しい生活を始めてほしい。